対丈恐怖症。


去年の春、横浜の三渓園にお花見に行った時の写真です。
フルヤフオクコーディネート。
トータルで4諭吉ちょっと出るくらいでしょうか。
どこからどう見てもコテコテのアンティークです。
錦紗縮緬の桜色羽織に、同じく錦紗縮緬の小紋。
写真ではあんまり見えないけどアールデコの桃色の昼夜帯。
コテコテ過ぎて誰がどう見てもアンティークなので、
通りすがりのあんまり着物詳しくなさそうなオバちゃんにも
(´∀`)<まぁ!素敵なアンティークざますね!
と、言われる有様で、対丈恐怖症の大岡でもなんとか着られました。w
168も身長ある身としては、対丈で着られなきゃ好みのアンティークを身にまとうのはなかなか難しい訳ですが、
なかなかどうして対丈には未だに抵抗があります。
でも実は、おはしょりを作って着物を着るようになったのって、
割と最近(と言っても明治以降ですが…)の作法なんですよね。
時代劇を見る時に是非注目してもらいたいのですが、
武家の奥方も、大奥の女中の皆さんもみんな揃って対丈なんです。
(その上に打掛を羽織ってますが…)
さらに遡って平安時代の庶民だって、みんな対丈。
じゃあ、おはしょりの役割ってなんだYO!こんちくしょう!
と、思う訳ですが、役割なんてのは実はたいしてないんです。
言ってみれば、金持ちの道楽で長ーく作った着物の裾を、
ズルズル引き摺ってると邪魔なんで、たくし上げたのがおはしょりな訳で、
役割と言えば、邪魔にならないように…くらいのものだったりする訳で。
じゃあ、無くったっていいじゃんと言うか、
むしろ無いのが自然なはずなんですがね。
それでもやっぱり対丈で着るのに抵抗があるのは、
おはしょりがあるのが正当な着方!…と強固に思っているおばちゃまに、アレコレ突っ込まれるのがイヤってのが一番なんですよねぇ。
世のおばちゃま方みんなが、実はおはしょりなんて無いのが自然なんだって知識を持ってくれれば、
チキンな大岡でも大手を振って、対丈で街を歩けるんですが…。
所詮チキンなので、これからも気合入れておはしょりを作って着るに違いありません。
お陰様で身長-20cmの身丈の着物でも無理矢理おはしょり作って着る技術が身に付きました。w
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